「英検」に対する高校生の勘違い

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高校生にとっては「英検」は学校の授業のおまけ的な存在と思っている人もいるでしょう。

平日の学校での勉強や宿題に加え、部活をしている方はかなりの時間を割くことになり、また体力的にも疲労も残り、自分の時間がなくなってしまいがちです。

さらに英検準1級を受けてはみるものの一度不合格になると、どうしてもすぐ諦めてしまいがちです。学校の英語の成績も伸びず、やっぱり英検はやめておこうとなりがちです。

本当は反対です。英検の「準1級」に合格すると、最低でも5,000〜6,000語の単語を覚えた実績となり、長文をスラスラ解くことも可能。耳も英語にかなり慣れて来ているので長文リスニングも正答が出せます。

準1級合格の最大のメリットは、何と言っても大学入試「共通テスト」のリーディングとリスニングに100%反映されます。多分両方とも90〜95%は確実に取れます。東京芸大音楽部入試では準1級取得者には「共通テスト」英語は満点換算にもなっています。

英検テストでは「共通テスト」にはない「英作文」も2題あり、これらはまさに国立大学の英作文の問題に匹敵する内容です。

英検「準1級」勉強は決しておまけ的なものでなく、英語力そのものと自信を伸ばす最善の「勉強法」です。1、2年生で合格しておくと、最近でも私大受験なら慶大経済学部や早大へ現役合格した高校生もいますし、英語の試験を受けずに面接と小論文だけで早稲田を含めMARCHとか、関西の関関同立などでも「英語試験」なしで受験できる大学も多いのです。

要は、英語の力を伸ばす意味でも、3か月間は学校の英語は放ってもいいので、英語はこの「英検準1級」対策だけに絞りきってやってみてください。間違いなく報われます。

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